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GPI(総潜在収入)とは?賃貸経営での計算方法を解説
GPI(総潜在収入)は、物件が満室稼働した場合の年間最大賃料収入です。賃貸経営におけるGPIの計算方法を解説します。
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GPI(総潜在収入)とは
GPI(Gross Potential Income:総潜在収入)は、物件が満室で稼働した場合に得られる年間最大の賃料収入です。
「潜在総収入」「最大想定収入」とも呼ばれ、収益計算の出発点となる数値です。
GPIの計算式
GPI = 満室時の月額賃料合計 × 12ヶ月
計算例
| 部屋 | 月額賃料 |
|---|---|
| 101号室 | 6万円 |
| 102号室 | 6万円 |
| 201号室 | 6.5万円 |
| 202号室 | 6.5万円 |
| 月額合計 | 25万円 |
GPI = 25万円 × 12ヶ月 = 300万円
GPIに含める収入
| 収入項目 | 含めるか |
|---|---|
| 住居賃料 | ○ |
| 駐車場収入 | ○ |
| 看板・アンテナ使用料 | ○ |
| 自動販売機収入 | ○ |
| 礼金・更新料 | 含めない場合が多い |
GPIからNOIまでの流れ
収益計算は以下の流れで行われます:
GPI(総潜在収入)
↓ − 空室損・未回収損
EGI(有効総収入)
↓ − 運営経費
NOI(営業純収益)
計算例
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| GPI | 300万円 |
| 空室損(10%) | ▲30万円 |
| EGI | 270万円 |
| 運営経費(20%) | ▲54万円 |
| NOI | 216万円 |
GPIを使う場面
- 物件の収益力評価 - 最大でどれだけ稼げるかを把握
- 空室率の計算基準 - GPIに対する実収入の割合
- 利回り計算 - 表面利回りの分子として使用
GPIの注意点
- 実際の収入ではない - あくまで満室想定の理論値
- 賃料設定が適正かどうかの検証が必要
- 空室が続く物件は、GPIと実収入の乖離が大きくなる
表面利回りとの関係
表面利回りは一般的にGPIを使って計算されます:
表面利回り = GPI ÷ 物件価格 × 100(%)
例:GPI 300万円、物件価格5,000万円の場合
表面利回り = 300万円 ÷ 5,000万円 × 100 = 6.0%
※本ページの内容は参考情報です。実際の経営判断は専門家にご相談ください。
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運営会社概要
所在地〒330-9501 埼玉県さいたま市大宮区桜木町2丁目3番地 大宮マルイ7階
設立2020年9月29日
資本金9,900,000円
事業内容不動産DXのWeb開発、不動産賃貸業、Webコンサルティング
主要取引金融機関埼玉縣信用金庫、日本政策金融公庫、飯能信用金庫、三井住友銀行、楽天銀行、SBI銀行
顧問弁護士スタートビズ法律事務所代表弁護士: 宮岡 遼(第一東京弁護士会)
メディア掲載住宅新報社、フジテレビ「イット!」
運営者プロフィール

Tetsuro Togo
2023年から埼玉県で築古戸建・区分マンション投資を開始。2025年9月時点で7戸購入、1戸売却、現在6戸を保有。
開発・マーケティングのバックグラウンドを持つ現役賃貸経営者。物件再生とデータドリブンな収益改善が強み。
賃貸経営者向け高度シミュレーター「大家DX」を2025年8月リリース。
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